
ありがとう。
梅雨も早々に開けて、途切れ途切れですが継続している早朝の早歩きも
ジリジリと腕や頭、首が焼けるのがわかる日差しの強さです。
以前の勤め人時代とは違い、週休2日とか祝日休みとかの感覚が無くなり
毎月数日は土日に仕事したり、催事に行ったりすることにもずいぶん慣れました。
その分、平日働いている時に少し休憩するという変則的な休みとなってます。
何となく食品の、自身が取り扱う調味料の1年の大きな流れもわかるようになってきて
やはり夏はそうめんなんだと改めて実感してます。
決して安くはないLINKFAMILYの小豆島そうめんですが
マルシェでもやはり出るようになってます。
また、最近取引が始まったお土産店舗や道の駅でも売れるようになってきました。
お土産に合うデザインとして塩ビの筒に入れてパッケージしたのが功を奏して
手に取っていただける機会が増えて何よりです。
この食品業界に携わり、改めて気づいたこととして
商品の価格・価値というものはシーンによって変わるという事です。
例えばマルシェでいつも販売している「木桶こいくち醤油」
小さいサイズは50mlのかわいい瓶です。
価格は現時点で税込み390円です。

テイスティングで木桶醤油の美味しさを知り、購入を検討してもらえることが多いです。
でもこの量と値段を頭の中でいつものスーパーに並ぶ醤油と比較してたりします。
この50mlはお試しサイズです。
そしてもう一つ、卓上用として200mlサイズもあります。
価格は税込み700円。

以前、ご夫婦がテイスティングしていただき美味しいので購入しようとなりました。
ご主人が「絶対200ml。こっちの方が安いし」とおっしゃいました。
「単純計算で200mlの方が半額に近いしな!」
「この小さいほうは高いわ!」と奥さんに話してました。
奥さんは50mlをどなたかに渡す感じで2つ取ろうとしてました。
こちらにも「この50mlは高いよ!」と。
ここは産直市場の中でPOPUP SHOPとして販売していたのですが、隣はお土産物売場でした。
「ご主人、お試しサイズで量も少ないので少し高く感じるかと思いますが、もし隣のお土産売り場で販売していたらどうです?」
と聞いてみました。
「もしお土産売場でこの価格で並んでいて、テイスティングしたら美味しかった。これ手に取りません?」
ご主人はしばらく考えて
「ん~。。。手に取るな。。」と。
その後奥さんは50mlを6本取ってレジに行かれました。
何が言いたいかというと自身に使うお金と、どなたかに差し上げる時のお金、金銭感覚が違ってくるという事です。
言われなくてもわかってると多くの方は言うかと思うのですが、実感として腑に落ちた瞬間でした。
私がプロデュースしているこれらの商品は、現在ほとんどが小豆島では売ってません。
「小豆島の美味しいものあります」というキャッチで販売してますが、小豆島以外で販売しています。
今まで数件の方に「小豆島行ったときに商品見つけられなかった」と言われたことがあります。
はい。
無いんです。
LINKFAMILYがプロデュースしたの商品の多くはマルシェとオンライン、そしてお取引していただいている
道の駅やSA、関西の産直市場と一部のスーパーでしか買えないのです。
まだまだ道のりは長いですが、この状況をアドバンテージにできるようにひそかに動いてます。
その話は近い将来にまたお話します。
ありがとう。
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